monaゼミ#2 陰陽説を話してみる②

From 人生を考えるラジオ · 12:06

Show by mona

※以下の記事は、Podcastの音声書き起こしと同じ内容です。前回は陰陽説についてお話ししたので、今日はその続きをしていきたいと思います。陰と陽は、並列して並んでいるように見えますが、ずっと動いて入れ替わっています。たとえば、夜が深くなって、ようやく朝が来る。冬が来るから、春が来る。朝が来ない夜もないし、春が来ない冬もありません。算命学では、人間も宇宙・自然の一部だと考えています。この考え方を基本にして、私たちは自然の中で生かされているんだ、と捉えていただけるといいかなと思います。人の人生や運気にも、同じように陰と陽の流れがあります。調子のいい陽の時期と、そうじゃない陰の時期があるのは、陰陽説で考えると、ごくごく普通のことなのです。陰極まれば陽となる。陽極まれば陰となる。このことを、「陰陽転化の法則」と言います。陰極まれば陽となるというのは、陰が行き着くところまで行くと、今度は陽に転化していく、ということです。さっき言ったように、夜が一番深くなってようやく朝が来て、空が白み始める。その光景を思い浮かべてもらえるといいかなと思います。逆に、陽極まれば陰となる。陽の勢いが行き着くところまでたどり着くと、今度は陰に切り替わっていきます。なので、今もし悪いことがあっても、いつまでも悪いことが起こるわけではありません。いつか陰から陽に切り替わる時期が来るんだよ、ということです。私たちは、その流れの中で生かされている、と捉えてもらえるといいんじゃないかと思います。陽極まれば陰となる、というのも、陰と同じです。いいことがたくさん起こることがあっても、いつまでもその状態が続くわけではない、ということです。ついつい、ずっと同じ状態が続くんじゃないかと、陽の時も陰の時も、私たちは考えがちだと思います。でも、自然の流れの中で生かされているので、どちらかに行って極まると、だんだん反対側に転化していきます。いろんな事例があると思うのですが、たとえば、頑張って頑張って、無理に頑張り続けて、行動し続けていたとします。いつまでも同じように、頑張り続けられるわけではなく、ある日突然、動けなくなったりします。私の場合は、それがうつ病という症状で出ました。その手前で、体の症状が出たこともありました。それは、陽(行動・活動)に振れすぎた反動として陰に転化していくことが、自然現象として起こったんだな、と今は思っています。不調は続きませんし、好調も続きません。このことをまずは頭で分かっておくことが、大切なんじゃないかなと思います。これを人間関係で考えてみます。たとえば、私が陽で調子がいいときに、陰で調子が悪い人がいるかもしれません。逆に、誰かが陽の状態で調子がいいけれど、私は今、陰の状態で調子が悪い、ということもあるかもしれません。これは誰にでも言えることで、私一人、あなた一人だけの話ではなく、陰と陽のバイオリズムは誰にでもあります。でも、全員が同じタイミングで陽になる、もしくは陰になる、ということはないんですね。だから、この陰陽説の考え方を人間関係に応用するとすれば、自分が陰の時期に相手が陽の時期にいることもあり、逆に、自分が陽の時期に相手が陰の時期にいることもある。そのことを頭に入れつつ、バイオリズムを助け合って、共存して生きていくことが大切なんじゃないかなと思います。自分が陽の時期というのは、活動的で、すごく元気がある状態ですね。だったら、その余力を、ちょっと調子悪いなとか、この人はバイオリズムが陰の時期なのかなという人に、実際に助けてあげたり、ちょっと気配りをしてあげたりしてもいいと思います。あるいは、大変なのかな、うまくいかない時期なのかな、と思いを馳せてあげるだけでもいいと私は思っています。そうすることで、自分が陰の時期、調子が悪いなという時期には、きっと陽の時期にいる人が、助けてくれたり思いを馳せてくれたり、大丈夫かなと手を差し伸べてくれたりすることがあると思うんです。それは、ぐるぐる入れ替わります。自分が陽の時期だったら、いずれ陰の時期に行くし、相手も、今は陽の時期で調子がいいように見えても、次は陰の時期に行って、ちょっと調子が悪くなる時期もあると思います。だから、それを自然の流れとして頭の中で捉えておくことが大事かなと思いますし、実際に余力があるときに人を助けてあげて、「お互い様」を実践することが、人間関係を豊かにしていく上では大事なんじゃないかなと、私は思っています。これは、助けたとか助けられたとか、ギブアンドテイクみたいな話ではなくて、順番に、入れ替わり立ち替わり、その立場が入れ替わっているんですよ、ということが言いたいんです。だから、助けた人から返ってこないかもしれません。あの時助けてあげたのに、私が調子が悪い時、あなたは助けてくれないの、みたいなことも、きっとあると思うんです。でも、その人から返ってこなくても、別の誰かから、調子が悪い時に助けてもらえたな、ということがあると思います。その助けてくれた人に、直接恩返しをするということではなくて、おそらくそれが、日本的に言えば「恩送り」みたいなものだと思うんですね。私たちは循環の法則の中で生かされています。そういったことをいつも思いながら、感謝しながら生きていくことが、東洋思想や陰陽説を実際に感じながら生きていく、ということなのだと思います。今回は、陰極まれば陽となる、陽極まれば陰となる、という「陰陽転化の法則」についてお話ししました。私はKindleで、『はたらく人のための帝王学概論』という本を一冊出しています。こちらに、この考え方をどう捉えるかということを、別の観点から書いています。よかったら、Kindleのほうも読んでもらえると嬉しいです。参考)Kindle「はたらく人のための帝王学概論 第1巻 自分編」今回のお話も、前回お話ししたように、すぐに何かが変えられるというわけではありません。でも、この陰と陽という二つのバイオリズムは、簡単な話なんですけど、実際に生きていく中でどう使うかというと、今助けられたなとか、この人調子悪そうだから助けてあげようと思う、というだけでも実践になると思います。そういったことをしている方も、たくさんいらっしゃると思うんですけど、これが陰陽説を実践するということなんだな、と東洋思想の実践につなげてもらえると、この陰陽説の理解が深まるんじゃないかなと思って、お話をさせていただきました。もしかしたら、これを聞いている方の中には、今ちょっと調子が悪い、陰か陽かで言ったら陰の時期だな、という方もいらっしゃると思います。でも、陰極まれば陽となる。明けない夜はありません。そういった自然現象のことに思いを馳せながら、いつか良くなる、いつか陽の時期が来る、そのために、今は休息だったり回復が大切な時期なんだな、と思っていただけたらなと思います。陰の季節も陽の季節も、流れの中のただ一つの季節でしかありません。そういったことを、頭の片隅に置いてもらえるといいなと思います。 This is a public episode. If you would like to discuss this with other subscribers or get access to bonus episodes, visit monana0.substack.com

More episodes of 人生を考えるラジオ

More episodes

podsearch is a free, independent podcast search engine. Read about podsearch, the privacy policy or contact us.